SDメモリカードの速度比較 [デジカメ]
ここ最近、メモリが安くなっているので、128GBのカードを購入しました。
ついでに色々な(Micro)SDカードのベンチマークを取りました。
使用したツールはCrystalDiskMark 6.0.2です。
すでに何年も、何度か利用しているもの、新品のもの、Amazonや店頭で購入したもの、色々と混ざっていますので、ご参考ということで。外観の画像のリンク先は楽天市場になっています。購入したカードを必ずリンク先で購入している訳ではありません。
RAWで撮影しているとファイル容量が大きく、撮った写真が液晶に表示されるまでに時間がかかるので、この視点では書き込み速度が重要になります。
概ね想定の性能でしたが、SundiskのExteme 64GB(フルサイズSDカード)のwrite性能が低いのが気になりました。何度かやり直しましたが、大きな変化はなく、writeは52~53Mbps程度でした。
東芝のノーマルexceria64GBのwrite速度もかなり低いですね(こんな遅かったっけ?)
たかがベンチマークなどと思ってたつもりはないですが、メモリの画像をHDDに退避させるのにかなり時間がかかり、結構大変でした。はぁ~。
EOS RPとPowerShot G5X markII [デジカメ]
このRPは6D2、80Dと同じミドルクラスに位置付けられており、Digital Photo Professional 4.10.0でRPに対応するというアップデートもすでにあるので準備も順調のようです。
さて、そんなRPですが、DIGIG8、フルサイズセンサー、DP CMOS AFといったところまでは従来機種からの流れですが、質量は本体のみで約440gと450gを切ってきました。
この440gはどのくらいの軽さか、他のEOSと比較してみました。
機種 |
質量
(本体のみ)
|
質量
(+バッテリ、カード or CIPA基準)
|
EOS RP | 440g | 485g |
EOS 80D | 650g | 730g |
EOS 9000D | 493g | 540g |
EOS Kiss X9i | 485g | 532g |
EOS Kiss X90 | 427g | 475g |
EOS Kiss X9 | 406g | 453g |
EOS M5 | 380g | 427g |
こちらの表の通り、EOS kiss X9よりも重く、X9iより軽いところまで軽量化されています。
フルサイズのボディがエントリークラスのAPS-Cカメラ並みの軽さになるとは驚きです。
フルサイズながら、APS-C用だったレンズが使えるとはたった今知りましたが、こういうことはもう少し宣伝した方がいいような気が・・・。
この軽さに早く触れてみたい方はショールームですでに展示されているようなので、そこで確認することができそうです。ショールームは日曜日はお休みなので、注意してくださいね。
PowerShot G5X markII
次にPower shot G5X markIIの噂のツイートがありました。未発表機種のPC2355がG5X2のようです。前回の噂からかなり時間がたち、G5X2はなくなって、G1X3に吸収されてしまったのかと思ったのですが、そうではなかったようです。
タムロンやトキナーからも新しいレンズが発表されたので話題が尽きず、楽しみですね。
Canonのデジカメ新機種(噂) [デジカメ]
久々に噂ネタです。
軒下デジカメ情報さんの未発表機種のまとめが更新されました(2019/1/29)。
機種は4機種あります。
- DS126751
- DS126761
- PC2355
- PC2366
このうち、PC2366は画像へのリンクがあり、G7X mark3?と言われているものです。レンズの焦点距離がG7X2と同じなので後継機とみられますが、シルバーと黒の2色がありましたので、もしかすると、色違いの2つがラインナップされるのかも知れません。
色違いのある機種としてはG9X mark2が黒とシルバーの2色を出しています。G9X2のシルバーは楽天の週間ランキング(集計日:1月21日~1月27日)で8位にランクイン、価格.com(2019/02/05 ( 2019/01/29 ~ 2019/02/04 の集計結果)でも8位にランクインしている人気機種なので、期待したいですね。
個人的にはブラックよりもシルバーの方がお洒落なので、こっちの方が欲しいです。
そして、DS126751とDS126761ですが、どちらかがEOS RPと噂されている機種です。バッテリーがLP-E17なので、EOS M5/M6と同じ(M5/M6はAPS-C)で、フルサイズとなると、機動性の良い軽量な機種になりそうです。
デジ一最軽量(バリアングル搭載)の6D2で685gに対して、EOS Rは560g(本体のみ)なのでかなり軽量ですが、さらなる軽量化を狙っているのは間違いなさそうです。バッテリーだけでも35gの軽量化なので、500g未満でしょうか・・・。
ちなみに最軽量のミラーレスはSonyのα7Rの407gなので、最軽量を狙うなら、これよりも軽くする必要がありますが、Body剛性を維持したまま100g以上も軽量化するのは、無理がありそうな感じがします。
キヤノン デジタル一眼カメラ・ボディ EOS R EOSR [EOSR]【RNH】
- ショップ: エディオン 楽天市場店
- 価格: 228,471 円
EOS RPについてはまだ、確度の高い詳細情報が流れていないですが、上位機種は年度の下期に発売される傾向があるので、もう少し、発表までは我慢が必要かも知れません。
上期は下位機種の発表、発売が多いので、ここはG7X mark3の発表、発売に期待したいところです。
銀塩フィルム、写真のバックアップ [デジカメ]
去年1年間も災害の多い1年でした。震災や火災などで大切な思い出が消失するニュースを見ると心が痛みます。思い出に値段は付けられませんし、こればかりはお金をかけても修復できません。
アナログの銀塩フィルム、ポジや写真はデジタル化して、バックアップ保存することを真剣に考えておきたいです。
そんなわけで、私が利用したデジタル化のサービスを3つ紹介したいと思います。
※価格、納期は2019/1/24時点に確認できたものです。
(1)ネガフィルム・ポジフィルム
桜カメラ(楽天)のサービスです。6本以上のネガ、ポジフィルムサービスはDVD書き込み、6本未満はCD-R書き込みとなるようです。
私は2年前にこちらのサービスを利用しました。一応、レビューは?こちら?です。
(6本以上)
(6本未満)
税込み205円/本、600万画素"相当"、納期は時間がかかる可能性がある旨のコメントがありました。
(2)ネガフィルム、ポジフィルム(ビックカメラ、KodakフォトDVD)
ビックカメラが窓口となっているKodakの?フォトDVDサービス?(ネガ、ポジ、プリント)とフジカラーCDサービス(ネガ)です。
KodakフォトDVDサービス:800円/本(税抜)、約150万画素、納期は中5日となっていました。
フジカラーCDサービス :500円/本(税抜)、約200万画素、納期は問合せとなっていました。
(3)ネガフィルム、ポジフィルム、プリント(カメラのキタムラ)
ネガからCD:400円/本(税抜)、約150万画素、仕上がり、約2週間となっています。
フォトDVD :プリントのDVD化は基本料金514円+41円/コマ(税込み)、600万画素"相当、仕上がり約10日、となっていました。
私は利用しませんでしたが、富士フィルムの?フィルムスキャンサービスでは“Image Intelligence”という画像補正技術を使った褪色復元処理をしているようです。
褪色復元処理をlightroomで実現しようとしましたが、簡単にはいかず、手間がかかりそうなので、こちらのサービスを利用するのも手かも知れませんね。
では。
キヤノンの次期ハイアマチュア向けカメラ [デジカメ]
軒下デジカメ情報局さんの「認証機関に登録されている未発表機種まとめ【2018年8月15日版】」の記事にキヤノンのデジカメの情報が掲載されました。
以下、そのまま引用させて頂きました。
=====================
・DS126721
レンズ交換式カメラ
日本製
SKU:3075C003AA、3075C013AA、3075C023AA
Wi-Fi・Bluetooth搭載
バッテリー:LP-E6/LP-E6N (または同等品)
KissMと同じ無線部品
レンズ交換式カメラ
日本製
SKU:3075C003AA、3075C013AA、3075C023AA
Wi-Fi・Bluetooth搭載
バッテリー:LP-E6/LP-E6N (または同等品)
KissMと同じ無線部品
・PC2357
デジタルカメラ
Wi-Fi・Bluetooth搭載
バッテリー:LP-E6/LP-E6N (または同等品)
KissMと同じ無線部品
交換レンズ(5本)
SKU:2439C005AA, 2959C005AA, 2963C005AA, 2972C005AA, 3045C005AA
製造:日本
デジタルカメラ
Wi-Fi・Bluetooth搭載
バッテリー:LP-E6/LP-E6N (または同等品)
KissMと同じ無線部品
交換レンズ(5本)
SKU:2439C005AA, 2959C005AA, 2963C005AA, 2972C005AA, 3045C005AA
製造:日本
=====================
注目すべきはバッテリーです。LP-E6Nは5D/6D/7D系と60D/70D/80D系でのみ使われているバッテリーです。
また、PC2357はコンデジやミラーレスで使われている型番ですが、交換レンズがラインナップされているので、ミラーレスになります。
しかし、ミラーレスでこのサイズのバッテリを搭載する機種は現存しません。
ちょっと比較してみましたが、M6本体の厚さ(液晶を除く)とあまり差がありませんでした。
LP-E6Nが使われるということは、ボディは結構、分厚いカメラになりそうですね。
DS126721の方も気になります。次の機種は順番通りなら90Dか7D3になりますが、番狂わせはあるのでしょうか。
次の機種が気になりますね。
下期に新機種のカメラを投入するキヤノン [デジカメ]
新機種投入
これまで新型ミラーレス(フルサイズとか)の噂が流れていましたが、フルラインナップを充実させるための新機種を投入すると説明がキヤノンからありましたので、次の期待はどのような機種が、いつ発表されるのか、移りました。
また、説明ではハイアマクラスの販促活動を強化する、ということでしたので、5Dクラス(フルサイズ)または7Dクラス(APS-Cサイズ)のミラーレスに絞られそうですが、「キヤノンのフルサイズミラーレスは2018年中に発売される?」(digicame-infoさん)の記事ではフルサイズと明言されていたので、フルサイズミラーレスは確定のように見えます。
発表時期、発売時期はいつか?
「キヤノンが9月4日~5日にミラーレスカメラを発表するのは確実?」(digicame-infoさん)の記事によれば9/4~9/5ということでした。
キヤノンのハイエンド機は9~10月に発表され、9~12月に発売されるケースが多いです(「EOS 6D mark IIとkiss X7後継機まもなく発表?」)。
一方、デジカメ製品を扱うキヤノンのイメージング事業はQ2も前年度マイナス、通期見通しも前年度マイナスでした(心配です・・・)。
マイナス幅を減らし、少しでも押し上げるためには新機種の早期投入は必須と考えれば、下期の早いうちに販売を開始する必要があります。とすると、2019/1~3での発売はなく、その前の2018/10~12にしなければなりません。
そう考えると、やはり9~10月発表、10~12月発売というのが、王道ではないでしょうか。
Specは?
噂が多すぎで、しかも確定情報がありません。
・(CR2)5D4以上のSpecである(「キヤノンが9月の第1週に少なくとも1機種のミラーレスカメラを発表?」digicame-infoさん)
・EOS M5mk2で28MPのセンサを搭載(「キヤノンがEOS M5 Mark II をフォトキナ2018の前に発表?」digicame-infoさん)
・(CR2)30.4MPのセンサーを搭載(「キヤノンのフルサイズミラーレスの30MPセンサーは5D Mark IVのセンサーとは別物になる?」digicame-infoさん)
・(CR2)30.4MPセンサと24MPのセンサーの2機種(「キヤノンのフルサイズミラーレスは30MP機と24MP機の2機種?」digicame-infoさん)
軒下デジカメ情報局さんの記事「キヤノンの未発表デバイスID一覧」では、
・ミラーレス(フルサイズ(30.1MP)と非APS-Cサイズ):2機種
・ミラーレス(APS-C):2機種
・デジイチ:3機種
・コンデジ:3機種
現状ではご参考程度に、というコメント付き、でした。
ということでどうやら複数機種あるようですが、30MPセンサーがハイアマチュア向けの機種として投入されるように見えてる感じでしょうか。
9月が楽しみですね。
Canonのミラーレスを予想する [デジカメ]
久々にブログを更新します。
今回はミラーレス用のマウントアダプターに関する予想をしてみたいと思います。
フルラインナップとなると、現在はフルサイズが1D,5D,6D系と、APS-Cが7D, xxD, kiss系があるので、これらのミラーレス版が出てくることでしょう。
ただ、ミラーレスと同時にこれらの機種を開発し続けるのは機種が多すぎるような気がします。
人、物、金を投入すればできるでしょうが、どこかの系列が削られる可能性があるかもしれません。
さて、ミラーレスに関してはマウントがどうなるのか、という話題が度々あがっていますが、短いフランジバックの特許が出ているところを見ると、検討はされているのは間違いないようです。
一方、この記事では
>同じソースが、キヤノンはフルサイズミラーレスのボディでEFレンズ群を使うための実に素晴らしい解決策を用意している
ということですので、やはり新型マウントになり、その対策として何かの仕組みがあるように見えます。
単なるマウントアダプタであれば、わざわざ「素晴らしい」などという表現を使う理由はないので、何か別のアイディアがありそうです。
さて、EOS kiss Mはミラーレス機種ですが、動画に関しての評価は芳しくありません。
この評価の中に今回の「素晴らしいアイディア」のヒントがあるのではないかと思いました。
それは、4Kのクロップ倍率対策です。
クロップ倍率が上がってしまう対策として、レデューサータイプのマウントアダプタを用意するアイディアというのはどうでしょうか。
過去にはレデューサーのマウントアダプタをSpeed Boosterが製品を出して、すっかり話題になりました。
すべての人がレデューサーを必要とするわけではないですし、光学性能も劣化する(F値が明るくなりますが)ので、ノーマルなマウントアダプタとあわせて2タイプが用意されるとすると、既存のEFレンズユーザも問題なく取り込めます。
「良いアイデア」の記事自体はCR2なので、まだまだ噂の域ですが、色々と想像をしたくなりますね。
DIGIC8, 4Kビデオ搭載EOS M50(Spec比較) [デジカメ]
以前より噂のされていたEOS M50ですが、DIGIC8、4K VIDEO搭載で登場するようです(噂です)。
【噂】キヤノンの「EOS M50」の詳細(軒下デジカメ情報局さん)
【噂】キヤノンの「EOS M50」の特徴と画像(軒下デジカメ情報局さん)
DIGIC8は来年ぐらいかと思っていたのですが、かなり早い登場になりそうです。
DIGICからDIGIC IIまでの切替期間は分かりませんが、これまでの最短はDIGIC5からDIGIC6の23ヵ月でした。
その次がDIGIC IIからDIGIC IIIまでの26か月、DIGIC IIIからDIGIC4が29か月です。
逆に時間のかかったのが、DIGIC4からDIGIC5の37ヵ月、DIGIC6からDIGIC7の30か月です。
仮にEOS M50が3月に発売されるとDIGIC7からDIGIC8は25ヵ月となります。
4Kビデオも以前より搭載を望む声が大きかったようですが、まさかのEOS M50から導入するとは驚きました。
EOS M50はEOS M5/M6の下位機種として登場するという噂でしたが、Specを見る限り、決してLow Specには見えません。
仕様の比較を見ると次のようになります。
DIGIC8でAF系の性能が大幅向上しているようです。
機種 | M50 | M5 | M6 |
M100
|
映像エンジン | DIGIC8 | DIGIC 7 | ||
画素数(万画素) | 2410 | 2420 | ||
AF方式 |
Dual Pixcel CMOS AF(AFポイント143点)
|
Dual Pixcel CMOS AF
(AFポイント49点)
|
||
ISO感度 | 100~25600 | |||
内蔵
ストロボ
|
あり? | あり | ||
連写速度
(コマ/秒)
|
10 | 9.0 | 9.0 | 6.1 |
動画 |
4K(25p/24p)
FHD(60p)
|
Full HD (60p)
|
||
液晶 | 3型/104万画素 | 3.2型/162万画 |
3型/104万画素
|
|
Wi-Fi/Bluetooth |
Wi-Fi / Bluetooth / NFC
|
|||
質量(本体) | 387g | 380g | 343g |
266g
|
バッテリ | LP-E12 | LP-E17 | LP-E12 |
なんだか、久々の下剋上の予感を感じさせるエンジンが登場しますね。
実機が公開されるのが楽しみです。
EOS 6D markII レビュー(その2) [デジカメ]
前回のレビューから時間がかなりたちましたが、今回は2回目のレビューをしたいと思います。
使い勝手は前回レビューの通りですが、連写速度が上がったこともあってか、テキパキと写真が撮れます。
この辺は前回通りです。
星の写真を撮りたいと書いていたのですが、今年は天気が悪く、星の写真がまったく撮りに行けていません。
そこで紅葉の写真を撮って現像した結果のレビューとなります。
シャープネスが足りない?
この辺は好みの問題になるかと思いますが、6D2の写真をDPPで現像するのですが、風景写真を見るとシャープネスがどうもイマイチです。
撮影時のシャープネス設定は+2にしているのですが、明らかに6Dの時よりも甘いです。
レンズとの組み合わせの問題もあるかも知れません。6DでEF16-35mmF4L IS USMを使うと、カリカリチューンで気持ち良い映像をたたき出してくれますが、6D2にしてから明らかにボヤけた映像に。
Sigma 15mmのFisheyeを使っても同様です。これでは6Dと比較しても明らかに劣っています。
仕方ないので、シャープネスは縮小専科というソフトウェアを使って、縮小と同時にシャープネスをかけることで、仕上げました。
写真は以下のような感じです。
上の写真はCanon EF16-35mm F4L IS USMを使った時のものです。
下の写真はSigma 15mmF2.8 Fisheye(センター付近)です。
概ね6Dの時はシャープネスを+6程度にすれば、十分だったのですが、残念ながら、6D2では効果がなく、+10までするとミクロ的にはシャープネスはかなり良くなるのですが、マクロ的には明らかに不自然な結果になってしまいました。
とりあえず今はソフトの後処理で何とかなっていますが、これはかなり頂けません。
本体に合わせてレンズ側を調整するのかどうも含めて、もう少し調べる必要があります。
とりあえず、今回のレビューはここまでです。
EOS Kiss M (EOS M50)の記事 [デジカメ]
軒下デジカメ情報さんのwebでEOS Kiss M (EOS M50)の記事が掲載されました。
・新型無線モジュール(WM600? モデルナンバーはPC2328?)
現時点で、認証機関に登録されている機種は以下のようですが、WM600はWi-FiとBluetoothを持ったモジュールですので、PC2328ということになりそうです。
PC型番はミラーレス、コンデジに使われており、M50という型番からも、次はまたミラーレスということになるということでしょうか???
・DS126701:EOS kiss X90?
・DS126741:一眼レフカメラ、Wi-Fi搭載(Bluetoothは非搭載)
・PC2328:デジタルカメラ、Wi-Fi・Bluetooth搭載、新型無線モジュール搭載
Kissという名前を付けるということは、Mシリーズに明確なエントリーシリーズ名を付けるということですから、少なくとも、もう1つは中級者向けモデルの2つのラインナップ展開を考えているのかも知れません。
きっと、M100がエントリー機種であることが分かりにくかったので、"Kiss"の名前を持ってきたのかもしれませんが、宣伝上はうまいネーミングですね。
しかし、これでPowerShot G5X mark2の可能性はどっかに吹っ飛んでしまったような気がしたのは私だけでしょうか?
2018年に発表されるCanonのカメラを考える [デジカメ]
しばらくBlogを更新していないうちに、色々な噂の記事がでましたが、2017年中は新機種は出ないようですので、2018年に出そうな機種を考えてみたいと思います。
有力な情報の提供元である軒下デジカメ情報さんの認証機関に登録されている未発表機種【2017年10月31版】によれば、以下の3機種がリストアップされています。
・DS126701:EOS kiss X90?
・DS126741:一眼レフカメラ、Wi-Fi搭載(Bluetoothは非搭載)
・PC2328:デジタルカメラ、Wi-Fi・Bluetooth搭載、新型無線モジュール搭載
DS126741はBluetoothなし版のデジイチですが、廉価版はX90と思われる機種がすでにあるので、残るは7D markIIIか90D(80D後継)と考えられます。
過去のリリース順序は7D系の後に2桁Dシリーズが発売されるケースが多いので、可能性としてはついに7D markIIIがDIGIC7化して登場するかも知れません。
気になることの1つはノーマルDIGIC7なのか、dual DIGIC7のような特殊構成にするのかです。
EOS M5は2420万画素で9コマ/秒を処理する性能があります。
現行の7D2は2020万画素で10コマ/秒なので、同程度の画素数であれば、10コマ/秒もできるのかも知れませんが、DIGIC7のAPS-Cサイズのセンサーはすべて2420万画素なので、部品共用化のために2420万画素あたりにするのが無難というところでしょうか。
10コマ/秒を超えるかどうかで、DIGIC7の実力がようやく見えてきそうな気がします。
もう一つは4K動画をサポートするかどうかが、多くのCanon動画ユーザの気になるところかも知れませんね。
今のところCanonのデジカメで4K動画ができるのは5D4だけですが、5D4は一世代前のDIGIC6+なので、DIGIC7でできるのかどうか、あるいは商品企画上、4K動画をサポートするのかどうか、というところがポイントでしょうか。
DS126741はCanon rumorsではEOS 90DまたはEOS 5DS R MarkIIとしているようです。90Dだと7D3がスキップということになります。
最後にPC2328ですが、この型番なのでミラーレスかコンデジのようです。
ミラーレスは廉価版のM100が出たばかり。M6も今年で、M5は去年なので、MシリーズのUpdateにはタイミングが早いような気がします。
とすると、残りはPowerShotシリーズになりますが、プレミアムシリーズならばG3X後継またはG5X後継の可能性があるかも知れません。これ以外ではPowerShotのSXシリーズが残っているはずですが、SXシリーズはWi-Fiのみ搭載です。一方のG3XまたはG5X後継機も現行機種はWi-FiとNFCのみですが、G1X3、G9X2はいずれもBluetooth/Wi-Fi搭載機種なので、今回のUpdateでG3XまたはG5X後継機を出すのかも知れませんね。
2018年まであとわずか。来年も楽しみですね。
Power shot G1X markIIIとG5XとEOS M5+15-45mmの比較(記事訂正) [デジカメ]
(2017/10/17,修正)質量比較でM5+EF-Mレンズの質量がバッテリ無で計算していたのを修正しました。
似たようなSpecのカメラが登場しましたので、仕様比較をしました。
比較機種は以下の3つのカメラ(とレンズ)。
・PowerShot G1X markIII
・PowerShot G5X
・EOS M5 + EF-M15-45mm
レンズはEF-M 15-45mmと比較すると、G1X3は明るさがあり、特殊レンズも多く使われています。
質量はG1X mark3が最も軽量で399gです。これに対して、EOS M5+EF-M15-45mmでは510557gなので、+約110160gです。
防塵防滴ありはG1X mark3のみのようですので、ここもG1X3にアドバンテージがありそうです。
仕様比較一覧です。
型番 |
G1X
mark III
|
G5X |
EOS M5+
EF-M 15-45mm
|
エンジン | DIGIC 7 | DIGIC 6 | DIGIC 7 |
画素数 |
APS-C
2420
万画素
|
1.0型
2020
万画素
(裏面照射型)
|
APS-C
2420
万画素
|
焦点距離
(35mm
換算)
|
24-72mm
F2.8-F5.6
(8群9枚、
両面非球面3枚,
片面非球面1枚)
|
24-100mm
F1.8-F2.8
9群11枚(両面非球面レンズ1枚、片面非球面UAレンズ1枚、片面非球面レンズ1枚、UDレンズ1枚)
|
24-72mm
F3.5-F6.3 IS
(9群10枚、非球面3枚)
|
最小絞り
|
F11
|
F11 |
F22
|
ファインダー
(視野率)
|
0.39型
236万ドット
(約100%)
|
0.39型
有機EL236万ドット
(約100%)
|
0.39型
236万ドット
(約100%)
|
AF
|
Dual Pixcel
CMOS AF
|
- |
Dual Pixcel
CMOS AF
|
AF測定点
|
不明 | 49点 | |
手振れ
補正
|
マルチシーン IS
(約4段分)
|
マルチシーン IS
(約3段分)
|
レンズ内IS |
ISO | 100-25600 | 125~12800 | 100-25600 |
連写速度
(枚/秒)
|
約9.0(RAW)
|
約5.9
|
約9.0(RAW)
|
静止画
RAW
|
CR2 (14bit)
|
CR2 (14bit)
キヤノン独自 |
|
動画 |
Full HD (60p)
|
||
液晶 |
3.0型104万ドット
バリアングル
|
3.2型162万ドット
チルト式
|
|
電子水準器 | なし? | 2軸 | |
ストロボ | 内蔵 | ||
防塵・防滴 |
あり
|
なし
|
|
通信 |
Wi-Fi/Bluetooth
NFC
|
Wi-Fi / NFC
|
Wi-Fi/Bluetooth
NFC
|
質量
|
約375g(本体のみ)
約399g(バッテリ含)
|
約353g(本体のみ)
約377g(バッテリ含)
|
約380g(本体のみ)
約427g(バッテリ含)
+130g(レンズ)
|
バッテリー
|
NB-13L
|
LP-E17
|
|
その他
|
USB充電対応
|
-
|
価格をマップカメラで比較してみると、G1X mark IIIが約123千円、G5Xが約72千円、M5+EF-M15-45は約114K。G1X3が発売前を考慮すると、概ねM5と同程度か、時間が経てば安くはなりそうな雰囲気です。
乱暴な書き方をするならば、レンズ交換ができないが防塵防滴があり軽量なG1X3と、レンズ交換ができるが、防塵防滴はなく、重くなるM5+EF-M15-45mmということでしょうか。
G1X markIIIの仕様と画像(仕様更新) [デジカメ]
(2017/10/16,仕様を更新、マルチシーンIS、CR2(14bit)確定)
G1X mark IIIに関する噂の記事が軒下デジカメ情報局さんの記事に掲載されました。
G1XmarkIIIの予約は10/16らしい(こちらはtwitter)。
仕様比較一覧です。
型番 | G1X |
G1X
mark II
|
G1X
mark III
|
G7X |
G7X
mark II
|
G9X |
G9X
mark II
|
エンジン |
DIGIC 5
|
DIGIC 6 | DIGIC 7 | DIGIC 6 | DIGIC 7 | DIGIC 6 | DIGIC 7 |
画素数 |
1.5型
1430万
画素
|
1.5型
1310万
画素
|
APS-C
2420
万画素
|
1.0型
2020
万画素
|
1.0型
2010
万画素
裏面照射型
|
1.0型
2020
万画素
裏面照射型
|
1.0型
2010
万画素
裏面照射型
|
焦点距離
(35mm
換算)
|
28-112
mm
|
24-120
mm
|
24-72mm
|
24-100 mm
|
28-84 mm
|
||
手振れ
補正
|
レンズ
シフト
|
マルチシーン IS
|
マルチシーン IS
|
マルチシーン IS
|
|||
ISO |
100-12800
|
100-25600 | 125~12800 | ||||
連写速度
(枚/秒)
|
約4.5
|
約5.2
|
約9
|
約6.5
|
約8.0
|
約6.0 | 約8.2 |
静止画
RAW
|
CR2
(キヤノン独自)
|
CR2
(14bit)
|
CR2 (14bit)
|
CR2
(キヤノン独自)
|
CR2 (14bit)
|
||
動画 |
Full HD
(24p)
|
Full HD
(30p)
|
Full HD (60p)
|
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通信 |
なし
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Wi-Fi
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Wi-Fi
Bluetooth
NFC
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Wi-Fi / NFC
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Wi-Fi
Bluetooth
NFC
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質量
(本体のみ)
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約492g | 約516g |
約375g
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約279g
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約294g | 約185g | 約182g |
写真を見ると分かりますが、EVFを搭載していますので、外観上はG5X系です。
センサーはAPS-Cなので、これまでのシリーズとは一線を画しています。
焦点距離は24-72mmなので、これまでよりも望遠側が大幅に短くなっていますが、写真を見ると、もっと長焦点であっても良さそうに見えますが、確かにレンズには15-45mmとあります。
秒速9コマはEOS M5/M6と同じで、DIGIC7, 2420万画素、Wi-Fi/Bluetooth/NFCはこれまでのDIGIC 7機と共通仕様です。
質量375gはセンサーが大型化(レンズも大きくなるはず)しているにも拘わらず、これまでの機種と比較して大幅に軽量化されています。
とすると、ボディはプラスチック系を多く使って軽量化でしょうか。
EVFでAPS-C化してしまうともはや完全に別物、別シリーズした方がいいと思うようなSpec変更ですが、写真をみるとG1X系のようです。
公式発表が楽しみですね。
G1X mark3の発表日は10/17?(更新) [デジカメ]
「発売」→「発表」に修正しました。
9日前になりますが、Canon RumorsにG1X markIIIの発表日に関する記事が掲載されました。
発表は10月中旬ということのようですが、Canon製品は火曜日に発表されることが多いらしく、その結果10/17という結論に至ったようです。
火曜日に発表が多いって、相当調べるか、気にかけていないと気付かないと思いますが、凄いひとがいるものです。
さて、G1X mark3の仕様は
・24Mピクセル APS-C
・Dual pixcel CMOS AF
・DIGIC 7
・24-120mm(35mm相当)
と予想していますが、こちらのレイティングはCR1としています。
APS-Cですと、大きさ、質量的にはMシリーズと重複してしまうため、従来通り1.5インチセンサーと考える方が自然ではないでしょうか。
10月は10/5にEOS M100の発売が決定した(Canon watch)ので、10月もイベントが続きそうです。
Canon EOS 6D mark IIのDXO markが公開 [デジカメ]
DXO markのサイトで6D2のDXO markの値が公開されました。
Canonのデジカメの中では全体スコアは5D4、1Dx2、5Ds、5DsRに続き、5番目。
Color Depth、Dynamic Range、Low-light ISOのすべての値が5D4より低い値になっていました。
機種 | 5D4 | 6D2 | 6D |
Over all | 91 | 85 | 82 |
Color Depth | 24.8 | 24.4 | 23.8 |
Dynamic Range | 13.6 | 11.9 | 12.1 |
Low-light ISO | 2995 | 2862 | 2340 |
過去の予想ではLow-light ISOぐらいは5D4と同等になるのではないかと思ったのですが、わずかに及ばす。
Dynamic Rangeに至っては旧型の6D2の方がよいくらいの値になっています。
これはISO対Dynamic Rangeのチャートを見れば分かりますが、主に低感度領域が6Dに劣っている結果になっているためと思われます。(ただし、ISO1200以上ではほとんど差がない)。
5D4は低感度領域で6D/6D2よりも良い結果となっており、Nikon D750はさらによい結果になっています。
せめて、Low-light ISOやdynamic Rageでは上位機種よりもよい意味での差をつけて欲しかったのですが、そういう結果がDXO markからは出ていません。
DXO markの値は万能ではないようなので、”実際”の写りの確認は重要ですが、この辺はCamera雑誌等の専門の記事等を確認すれば、実力は分かるでしょう。
一応、CanonのISO感度手動設定では5D4は32000に対して、40000なのでCanon社の基準では6D2の方が良いはずなのですが・・・。
ここ最近、更新ができないでいましたが、G1Xmark3の更新や、Adobe Light roomの話題など、事欠かない状態が続いているので、少しずつ記事をUPしたいと思います。