スカイメモRS赤道儀の電源をUSB電源にする [天体写真]
久々のブログ更新です。
今日はカメラの話題ではなく、天体写真に関連する記事です。
私はケンコートキナーのポータブル赤道儀であるスカイメモRSを使っていますが、電源が単2電池4本で6V電源となっています。
スカイメモRSの電池ケース
今更、単2電池ってどうなのかと思いますが、アルカリ電池の終止電圧が0.9Vとするなら最小3.6V、これよりも高い1.2Vx4本でも4.8Vなので、USBのポータルブル電源も使える見込みがありそうです。
ということで、実際に撮影して試してましたが、結果は問題なく、あっけなく動作しました。電圧を下げるとスカイメモ本体のLEDが暗くなるので、電圧低下はすぐに分かると思います。
気を付けなければならないのは2点あります。
(1)プラグに注意
スカイメモRSのDCプラグは標準的なセンタープラスではなく、”センターマイナスである”ことです。
(2)オートシャットダウンに注意
もう1つは、スカイメモRSの消費電流は100mAもない、という点です。
下の写真はスカイメモの消費電流(mA)で、通常動作中は87.5mAでした。
モバイルバッテリーによっては、勝手にシャットダウンしてしまう場合があるので、事前によく確認しておけばよいでしょう。私の手持ちのモバイルバッテリーの1つは、勝手にシャットダウンしてしまいました。
スカイメモの消費電流を100mAとすれば、夜間10時間動作で、100mA x10h=1000mAh必要です。実際のモバイルバッテリのバッテリ容量は表示値の50%とすれば、2000mAhのバッテリがあれば良さそうですが、余裕をもって3000mAh~5000mAhくらいあれば大丈夫でしょうか。
私自身はUSBヒータの電源と共用でADATAの10000mAhのモバイルバッテリーAPT100-10000M-5Vを使っています。
今となっては過去のモデルとなってしまいましたが、ご参考になれば。