Canonのデジ一/ミラーレスで長時間のタイムラプス(バッテリー編) [タイムラプス]
前回記事の続編です。純正品は可能な限り使わず、安く仕上げる方法です。前回はタイマーコントローラと今回はバッテリーについて書きます。
ごく一部を除き、非純正品を使用しますので、使用においては自己責任でお願いいたします。また、リンク先は確認していますが、対応機種は確認してください。
- バッテリー
純正バッテリーを使ってもバッテリー容量に限界はあります。特にミラーレスのバッテリーは撮影枚数が少ないので、長時間のタイムラプスには不向きです。
そこでなるべく安く、バッテリー容量を増やす方法を紹介したいと思います。
純正バッテリー
バッテリ | 電圧 | 容量 | 対応機種 |
LP-E12 | 7.2V | 875mAh | EOS M/M2/M3/M10/M100と EOS kiss M、 Kiss X用 |
LP-E17 | 7.2V | 1040mAh | EOS 9000D/EOS 8000D/EOS Kiss X9i/EOS Kiss X9/EOS Kiss X8i/EOS M3/EOS M5/EOS M6 |
容量を増やすため、外部バッテリーを使います。
外部バッテリーはDCカプラ、と単三ニッケル水素電池(今回はエネループ)、電池とカプラを接続するコネクタ/ケーブルを利用します。
具体的にはこんな感じです。
左から電池ボックス、電池スナップ->DCプラグ-> DC変換ケーブル->DCカプラ です。実際にこの状態で使うためにはケーブルの長さが短いので、延長ケーブルがあると便利でしょう。
電池(エネループ)
こちらは8本入りです。6本パックというのがなく、4本+2本の組み合わせしか見つかりませんでした。
充電器も必要ですので、注意してください。
※普通の1.5Vの電池は使わないでください。1.5Vx6本=9.0Vになります。カメラ本体が壊れるかもしれません。
電池ボックス
電池スナップ->DCプラグ
DC変換ケーブル
DCカプラ
DCカプラは以下の表を参照してください。
延長ケーブル
延長ケーブルはこの辺が使えるはずですが、実績は不明です。
この部分は私は自作で対応しました。
念のため電圧を確認しました。
LP-E12のの電圧は8.03Vです(無負荷時)。
エネループ出力電圧でです。7.73V(1.28V/本)でした。
定格7.2Vですので、こちらも大丈夫ですね。
5D2以降/6D/7Dシリーズ、60D/70D/80のDCカプラ
5D2以降/6D/7Dシリーズと60D/70D/80DのバッテリはLP-E6でDCカプラはDR-E6です。
- ショップ: Joshin web 家電とPCの大型専門店
- 価格: 3,500 円
こちらは本体にDCプラグ付きケーブルが付いているので、DC延長ケーブルは通常不要です。
問題はDCプラグです。EIAJ RC5320A type4という規格のDCプラグが付いていますので、これに対応するジャックがが必要です。
こちらがDR-E6のDCプラグです。
これに対応するジャックはこれです。
残念ながら、楽天では見つけることがでできませんでした。購入履歴もなく、そういえば秋葉原まで買いに何かを買いに行った記憶はあるのですが、多分これを買いに行ったのかもしれません。
以上で長時間タイムラプスをするための環境の紹介でした。
Canonのデジ一/ミラーレスで長時間のタイムラプス(タイマーコントローラ編) [タイムラプス]
Canonのデジカメでで長時間のタイムラプスするための方法について記事にしたいと思います。
純正部品を使えばできるはずですが、純正は高いので、安く仕上げる方法です。今回はタイマーコントローラと次回はバッテリーについて書きたいと思います。
ごく一部を除き、非純正品を使用しますので、使用においては自己責任でお願いいたします。また、リンク先は確認していますが、対応機種は確認してください。
- Magic Lanternについて
タイマーコントローラでは、一部"Magic Lantern"を紹介しますが、使用は自己責任でお願いします。
ネットで検索すれば色々と情報がでていますが、本体が熱くなったらバッテリーを抜くとか、使うにはどうなの?、という問題があります。実際に使ってみて、ほとんど問題になることはありませんでしたが、私も一度だけ発熱問題に遭遇したことがありました。そういうモノですので、これしてもいい覚悟で使う必要があります。
また、純正互換品の使用も普通は保証されないでしょうから、その点に注意する必要があります。
- タイマーコントローラ
カメラ本体
|
タイマーコントローラ | 価格(記事を書いた時) | 良い点 | 悪い点 |
EOS M
EOS 6D
|
Magic Lantern | 無料 | 無料です | 自己責任です |
EOS M5/M6
kissシリーズ
|
\1,922(税込み) | 安いです | 純正ではない | |
EOS
5D/6Dシリーズ
など
|
||||
5D4
6D2
|
インターバルタイマー撮影機能 |
無料 |
内蔵の機能です。安心ですね。 | 少なくとも6D2はシャッターを切る何秒?か前から操作を受け付けません。 |
ちなみに純正はこちら。私にはとても買う気にはなれませんが・・・。
互換バッテリーと純正バッテリーの比較 [タイムラプス]
今回は互換バッテリーと純正バッテリーの撮影枚数の比較の記事を書きます。
比較したのはCanonのLP-E12バッテリーです。
EOS M/M2/M3/M10/M100と EOS kiss M、 Kiss X7用のバッテリです。
EOS Mに"Magic Lantern"をインストールして、インターバルタイマーで連続撮影し、電源が落ちるまで撮影できた枚数で比較しました。
条件:
カメラ本体:EOS M
Magic Lantern設定
・1shot/20sec
・シャッター速度:1/30
・ISO200
・dispaly ON
結果:
メーカー | メモ | 撮影枚数 | 購入価格 |
キヤノン | 中古で購入。2013年に購入 | 310枚 | - |
キヤノン | 訳あり品。2018/7購入 | 353枚 | 2250円 |
ロワジャパン | 新品で2013年に購入 | 276枚 | 1680円(当時) |
ロワジャパンのバッテリは今や1,058円ですね。
同じものかどうか分かりませんが、単純な撮影枚数だけの比較ならば、コストパフォーマンスは良さそうです。
ただ、交換頻度が上がってしまうのも難点です。
これまで互換バッテリーと純正バッテリーを交互に使っていましたが、互換バッテリーは交換までの時間が短く、その度に手間がかかりました。
利用頻度に応じて、使い分けるのが良いかも知れません。
ちなみに訳あり品はこちらのショップで購入。
中古付属の純正品が行方不明になったので、仕方なく追加購入したのですが、購入したら行方不明だったバッテリーが出てきました。無駄な買い物をしてしまいました・・・。
なんでこんな記事を書いたかというと、付箋データに測定の結果が残っていたので、削除するのは惜しいので、記事にしました。
何かのご参考になれば。