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キャノンからニコンへの乗り換えを考える(小三元・広角ズームレンズの比較) [デジカメ]

 キャノンからニコンへの乗り換えを考える時にはカメラ本体だけでなく、レンズも考慮する必要があります。


 まずは、小三元レンズのうち、広角ズームレンズについて比較してみました。

 参照元はdigicame-infoさんです(いくつかの記事の情報をマージしました)。


 元ネタであるePHOTOzineなどをみて頂ければ、より定量的な情報が得られます。


 ニコンの方が発売日が古いので、ひいき目に見る必要があると思いますが、数字を見る限り、ニコンのレンズが極端に劣っているようには見えません(注:実際のところは知りません)。

 Canonのこのレンズは記事にあるようにカリカリチューンなのはその通りのように感じます(実際に使った限りでは、少なくとも17-40mm F4Lよりは段違いの良さ、EF70-200mm F4L IS USM並みだと感じます)。


 逆光耐性と手振れ性能、防塵防滴は明らかな違いがあるようですので、新型レンズを待つか、3rdパーティのレンズにするかの2択でしょうか。


 マップカメラ楽天市場店での価格を比較すると、なんとCanonの方が安いですね。


 現時点での比較では、このレンズで乗り換えをすると明らかなダウングレードになってしまいます。

 なんだか、いきなりズッコケた感が・・・。


型番   Canon EF16-35mm F4L IS USM Nikon AF-S 16-35mm F4G ED VR
発売日   2014/6 中旬頃 2010/2/26
重さ  
615g
680g 
防塵防滴  
あり
なし
解像度(広角) 中央  good~excellent(outstanding)  34-39lpmm
  周辺  very good  少々甘い(F8~11で素晴らしく向上)
  good~very good  解放では甘い
解像度(中央) 中央 good~excellent
 34-39lpmm
(excellent)
  周辺 very good  (excellent)
  good~very good  
解像度(望遠) 中央 good~excellent(excellent)
 34-39lpmm
  周辺 goodとvery goodの中間  周辺部が甘い
  goodとvery goodの中間  
歪曲 広角  3.4%のタル型
7.57%
(4.5%の樽型)
  中央  ごく僅か(若干の陣笠状)  
  望遠  1.6%の糸巻き型  
周辺光量落ち
広角
(16mm)
F4.0 : 2.1EV (開放)
F5.6 : 1.33EV
F8.0 : 0.98EV
F4.0 : -1.51EV(解放)
(F4.0 : -2.2EV(解放))
(F.8.0 : 目立たなくなる)
(F4で2EV、F5.6で急速に改善)
 
中央
(24mm)
 -  
 
望遠
(35mm)
F4.0 : 1.34EV
F5.6 : 0.75EV
(F4.0 : -1.24EV(解放))
(F5.6 : 目立たなくなる)
色収差  
 1/2ピクセルをわずかに超える程度
(1ピクセルを下回っている)
 0.19%
(0.6ピクセル前後)
手振れ補正    概ね4段分  約2段分(Spec上は2.5段分
逆光    フレア耐性は高く、コントラストは素晴らしい  光源が画面外でもゴーストが出る。望遠側では小さな強いフレア。
良い点    開放から画面全域で際立った解像力、素晴らしい造り、比較的軽量、歪曲がまずまず良好、色収差が少ない、手ブレ補正、高速なAF、防塵防滴。 しっかりした鏡筒、中央の解像力、軸上色収差、静かで高性能なAF、このクラスとしては周辺光量落ちが穏やか。
悪い点    16mmで歪曲が陣笠状、F16まで絞ったときでさえ一番隅の部分に周辺光量落ちが残る。 隅の画質、フォーカスリングの遊び、広角端の歪曲、広角側の倍率色収差、球面収差、非点収差、フルサイズの周辺部のコマ収差、コストパフォーマンス。

()内は別の記事による。


参照記事


















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